【崎陽軒のシウマイ】横浜市民の99%が食べているソウルフードの秘密

みなさんこんにちは!横浜店店舗スタッフの安藤です。今回のブログは、横浜市民のソウルフード、誰からも愛される崎陽軒の『シウマイ』をご紹介したいと思います!!

『シュウマイ』が『シウマイ』な理由

皆さん「崎陽軒」って、ご存知でしょうか?

「崎陽軒」とは、シュウマイやシュウマイ弁当で有名な会社なんですが、100年以上の歴史があり、主に横浜市内の駅や街中、デパートなどでシュウマイの販売を行っている、横浜では超有名な企業です。

なんでも横浜市民の実に99%が崎陽軒のシウマイを食べたことがあるというから凄いですね。

私も、横浜市民ではありませんが、父親がお土産で買ってきたりして、小さい頃から口にしておりました。

今でも時々、急に食べたくなる時があって、年に何回かは買って食べてます。

ところで・・・『シウマイ』?
『シュウマイ』じゃないの?と思った方も多いと思います。

一般的には『シウマイ』ではなくて『シュウマイ』と発音しますよね。実は初代の社長が、『シュウマイ』を訛って「シーマイ」と発音していたことから、『シウマイ』と表記するようになったそうです。

シウマイの歴史は創意工夫の歴史

崎陽軒がシウマイの販売を始めたのは、1928年(昭和3年)のことだそう。その頃、横浜にはこれといった名物らしいものが無かったそうで、小田原の蒲鉾や浜松のウナギといった看板になる名物が欲しいと考えた。

当時の経営者が、南京街(現在の中華街)で出されていたシュウマイに目を付け、販売しようと発案。

しかし売られているのは「熱々のシュウマイ」。

そこで「冷めても美味しいシウマイを」と試行錯誤して、一晩水につけて戻した干し帆立貝柱と豚肉を使用したシウマイが誕生しました。

崎陽軒のシウマイは味だけでなく、揺れる電車の中でも食べやすいように普通のシュウマイより小さい一口サイズにするなど、大きさにも工夫を凝らし、横浜のお土産、そして旅のお供として大人気となっていきました。

「シウマイ弁当」と「昔ながらのシウマイ」

私がよく食べるのはこちらの2種類。

「シウマイ弁当」には名物のシウマイが5つも入っていてお得感があります。筍の煮物や鮪の照り焼きも味が浸みててシウマイと並ぶくらい美味しいです。そしておこわのように少し硬めのご飯も大好きです。

お弁当の中にはアンズを煮たものが入ってるのですが、いつも迷うのがこれをどのタイミングで食べるのか、このアンズはおかずなのかデザートなのか・・・いまだに答えがでません。

誰か知ってる方、教えて下さい。

これだけ充実した中身で、コンビニ弁当のようなプラスチックの容器じゃなく、ちゃんと木のお弁当箱に入っていて1000円以下という、素晴らしいコストパフォーマンスも魅力です。

お酒のつまみとしてもピッタリな崎陽軒のシウマイ。15個入りのこちらは一人で食べきるのにもちょうどよく、値段も620円とたいへんお安いです。

冬はシウマイを温めて日本酒と、今の時季は冷めたまま冷たいビールをグイッといくと、もう天国です。

最近、東京駅に崎陽軒がシウマイBAR(バル)をオープンさせたそうで、そちらも是非行ってみたいです。

横浜在住の人ならたぶん誰もが知っている、崎陽軒のシウマイ。
横浜にお越しの際は是非食べてみて下さい!!

この記事を書いた人

雅人安藤
  • 安藤 雅人 ( / )
  • 全くの未経験でこの世界に飛び込んでみました、身の程知らずの安藤と申します。分からないことだらけでしたが、良いスタッフさんに囲まれてたくさんの事を教わりながら、毎日楽しく過ごしています。

安藤雅人が書いた記事