吐く息凍る中で飲むカニの甲羅酒・網走!!【人生の楽園☆パート17☆】

こんにちは東京の佐藤です。

オリンピックの思い出

今年も早いもので2月に入ってしまいましたね。ついこの間、東京では積雪20センチを記録した大雪に見舞われ、いまだ路地裏では凍結箇所も残っております。自転車通勤している私も路面が凍っているところに乗り上げ、あやうく転倒しそうになりました。危ないですね。

なにやら交通渋滞に巻き込まれ、数時間缶づめになった方もいたとか・・・そんな冬真っ最中ですが、2月9日～2月25日まで、韓国・平昌で『冬季オリンピック』が開催されますね。

1988年長野オリンピックを見に行った時の事を思い出します。残念ながら日程が合わず、ジャンプは観戦する事が出来なかったのですが、日本勢は団体と個人で、金メダル2個、銀1個、銅1個・・・特に船木和喜さん、原田雅彦さんの活躍は印象に残りました。

北海道の先端『網走』

さて今回も前回に引き続き、私の好きな旅行先「北海道の街」を題材に【人生の楽園☆パート17☆】を紹介していきたいと思います。

北海道の先端に位置し、豊かな海産物を有するオホーツク海にも面している街・・・

☆網走☆です！

網走市の隣、北見市に親戚がいまして、数日お世話になったことがあります。

今でも思い出すのが夕飯メニューの豪華さ！流石、海産物の宝庫です。親戚が来たので、いつも以上に作っていただいたのだと思いますが、ウニ・ホタテ・カニと不味いわけがない食材に囲まれ、日本酒にて流し込む最高の贅沢を味わえました。

なかでも、「カニの甲羅酒」と言うのでしょうか、その名のごとくカニの甲羅に日本酒を入れて、火にかけて甲羅を炙り、温めてから飲むお酒・・・

なにやらおいしく飲むポイントは、先に甲羅を炙り水気を飛ばしてから日本酒を入れるんだとか。純粋なカニ味噌とお酒がほど良く味わえ、生臭さが消えるとのこと。関東ではあまり馴染みが無い飲み方なのでしょうか、カニ自体高いですからね。。。

あとは気温に驚かされましたね。当然ですが朝方の氷点下は当たり前。何泊かお世話になったのですが、自分の吐く息が布団に付き、バリバリに凍ってしまう経験をいたしました。

こちらも東京では絶対経験できないですよね。本当にビックリしますよ。

網走刑務所

そんな食べ物に恵まれる網走ですが、代表的な観光スポットとして挙げられるのが「網走刑務所」ですね。今から100年以上前、当時の重罪人を収容した、まさに流刑という言葉がピッタリの過酷な刑務所です。

今ほど暖房器具、食材が行き渡っていない時代、寒さからくる身体の不調、栄養失調が続出したらしく、数百人の死者も出たらしいですね。悪い事はするものじゃありませんね。

戦後、高倉健さん主演の映画『網走番外地』の人気により、網走一の観光名所になったようです。

館内はリアルに当時の刑務所が再現されています。ところどころ風雪で傷んだ赤レンガの外壁に囲まれ、蝋人形で再現された囚人の生活風景・・・

投獄生活で4回の脱走に成功した昭和の脱獄王・白鳥由栄の、逃げる途中をかたどった蝋人形が再現されているところも面白いです。

それではまた次回、『人生の楽園☆パート18☆』でお会いしましょう。