10年前に個室ビデオでバイトしてた話【オアシスの裏で地獄をみた①】

むかーしむかし、かの法師様も書いたというブログを徒然なるままに!
というわけで、今回のテーマはこれ【オアシスの裏で地獄をみた】!!

男のオアシス「個室ビデオ」

元号が「平成」から「令和」に変わるとはいえ、私たちの生活が大きく変わるわけではない。忙しい毎日に、ストレスの多い社会で、何かわからないけどモヤモヤしてるヒトが多いはずです。

だが、そんなモヤモヤを「オアシス」で手軽に発散している人たちがいるらしい。ネットで「男のオアシス 男子諸君よ、人生に悩んだら個室ビデオに行け!」、こんなフレーズを発見しました。

「男のオアシス」なんとも隠微な響きだが、「個室ビデオ」とはいったい・・・

「個室ビデオ」・・・今風にいうなら「個室鑑賞」「DVDBOX」とでも言うのでしょうか。時間制で料金を支払って、店内に備えられたDVDを個室で鑑賞するサービスを提供するお店のこと。

だいたいは24時間営業。深夜から朝までのコースが1000~2000円ほどの低料金で設定されている。駅近くの繁華街にある雑居ビルなどに多いため、ホテル代わりに利用ができて便利なんですよね。

なーんて、かく言う私もお世話になっている一人でして・・・(恥)
しかも、過去にアルバイトしていた経験もあったりして・・・(笑)

ということで、今回は「個室鑑賞」で働いていたときのことなんかを綴っていこうかなと思います。

面接に行ってみた

もう10年も前のことになりますが、募集広告を見て面接へ応募したのがはじまりです。

募集広告には、「資格・経験は、一切不要です」とか「未経験でも心配ありません」とか「幅広い年齢層の方が活躍中です!」とか記載してありました。

でもそんなセリフはどんな業種の広告にも大抵記載されていますし、当時は「個室鑑賞」が世に広まりはじめたばかりのころで、どんな仕事なのかもわかりませんでした。

それでも面接ですから一応スーツを着て、それなりの格好で挑みました。

面接には私のほかに2名参加していましたが、そのうちの一人はなんとTシャツにジーンズといういでたちで度肝を抜かれました。しかも、その人と面接官との話を聞いていると、前日に寺を脱走してきた見習いのお坊さんということが明らかになり、さらに驚愕しました。

個性豊かな面々

もっと言うと、面接に合格し、現場で出会った先輩スタッフは輪をかけてバラエティ豊かで驚きの連続でした。

例えば、会社をつぶしてしまった元社長なんてのは序の口で、自称パチプロや元暴力団関係者、極めつけは過去に人殺しで刑に服したことがあるなんて方もいました。

なんて門戸の広い会社なのでしょうか、『魁!男塾』みたいにやる気と根性があれば誰でも入れるようです。

こんなバラエティ豊かな方々と一緒にお仕事なんてやっていけるのでしょうか?不安ばかりが募ります。

これからどんなお仕事がはじまるのかは、また別の機会にお話ししたいと思います。

この記事を書いた人

大樹青木
  • 青木 大樹 ( / )
  • 「初志貫徹」!!!とはいうものの壁にぶちあたる毎日に全身複雑骨折にて満身創痍。とほほ(涙)。でも人前では泣かない男の子だもん!!

青木大樹が書いた記事