Lay your hands on me

BOOM BOOM SATELLITESの川島道行さんが還らぬ人となりました。

どこか遠くへ誘ってくれるかのようなメロディ。
少しだけ、悪戯小僧のような響きがある独特の声。

川島道行が魅せてくれた世界は、子供の頃に夢見た空想の世界のように
輝いていました。

時に光に溢れ、時にダークでハードな冒険の世界。音楽家・川島道行の
遺してくれた音楽は、きっと今を生きる僕らの糧になるでしょう。
どうか安らかに。

逝く先でも最高のライブパフォーマンスを見せつけて下さい！

また一つ歳をとりました

先月、誕生日がやって参りました。

皆さんお優しいので、こんな私にも「おめでとう」と言ってくれるのですが、
もはや何が目出度いのかわからなくなりつつあります。

20代も最後、来年には30代へと突入する半端な年齢です。

本当に気づいたらこの歳になっていたので、なんというか、時間が過ぎる
のは早いとかっていうより、今めちゃくちゃ焦りが出て来てます。

その昔、自分自身がティーンエイジャーだった頃。

30歳というのはもう大人で、仕事もバリバリこなしてお金もそこそこ
持っていて、カッコいい車とかバイクに乗って、何より美人の奥さんと
天使の様に可愛い子供がいるもんだと思ってました。

ついでに言うと、結構広めでモダンな造りのマンションか、大きくはない
けれど庭付きの一戸建てとか、そういう自分の城を持ってるもんだと
思ってました。

しかし、現実はそう上手くいきませんね。

仕事では部下からは慕われているものの、まだまだ勉強中の身分。
お金に関しても貯蓄はまだまだ数千万円程度。

車については、憧れだったポルシェ・カレラは買えたものの、
少し心惹かれているHUMMER H2はもう少し様子見でおあずけ状態。

家についても都心のタワーマンションとまではいかず、何とか郊外の
新興住宅地に家を一軒建てたのみ。

軽井沢なんかの避暑地に別荘を……なんて思いもしますが、そのため
にはまだまだ頑張らないと！

やっぱり人生って難しくて、望むものがすべて手に入るとは限りませんね。

ただ、本当に恵まれたなぁと心から思うのは、美しく優しい、女神のような
嫁の存在です。

許されることなら、この記事にも写真を載せてしまいたい！
そう思うくらい、自慢の妻なんです。

それに、愛する妻との間にもうけた、最愛の我が子。

今年で4歳になりますが、親バカとは思いながらも目鼻立ちは妻に似て
美しく、どこか劇団に入れたら将来大成するんじゃないか……

いや、それよりもスポーツや芸術に親しませて、そちらの才能の伸長を
図ろうか。

日々、そんなことばかり夫婦で話し合いながら、でも、いつだって議論の
落ち着く先は「この子が健康で笑って生きていければそれでいい」って
ことになる。

人の親になって初めて、自分自身が今まで、両親からどんな想いを受けて
生きてこれたのかがわかる。そんな感じです。

週休二日、給料だって水準以上で、やりがいだらけで燃えたいだけ
燃え上がることが出来る。

理想とも言える職場があり、帰るべき、守るべき家庭がある。

それだけで明日も頑張ろうと思えるなんて、なんだか不思議です。

さて、次の休みには何をしよう？
たまには妻と子を連れて旅行にでも出てみようか。

そういえば、息子にはまだ、海を見せたことが無かった気がします。
仕事と子育てに追われていたこの数年。

ここいらで、錦糸町の大沢店長みたいに、離島にでも旅行へ連れて
行ってあげようかな。

たまには妻にも思いっきり羽根を伸ばさせてやらないと……美人って
怒った顔は本当に怖いんですよ……まあ、それでも、怒った顔すら
美しいんですけどね(笑)

よし、少し奮発して宮古島のシギラベイサイドスイートアラマンダに
泊まってみよう！

実は固定休のほかにも、夏休みが余ってるんです。
少しばかり家族の為にも時間を使おう、そう思った秋月でした(笑)

なあ、兄弟。ここからは現実の話をしようじゃないか？

とかまあ、上に書いた様な生活をリアルにしている奴も現実には
いるんでしょうね。

もちろん、上に書いてあるのは単なる私の妄想です。嘘っぱちですわ。

全てが嘘とは言いませんよ。でもね、嘘です。嘘。フェイクです。

Mr.チルドレンもびっくりするくらいのフェイクですよ。言ってしまえば
僕らなんか似せて作ったマガイモノっすよ。

実際にはね、マンションなんて持ってません。私の住まいは家賃○万円
の普通のアパートですし。バリバリ賃貸っすわ。
アパマンショップで借りてますわ。

あとね、仕事についてですけど。ぶっちゃけ私はまだ部下とかいないです。
ていうか私が諸先輩・上司の方々の部下です。

学校のクラスに例えればアンパンとコーヒー牛乳買いに行かされる
ビン底メガネのいじめられっ子みたいなポジションですわ。

まあ、妻と子供に限って言えば、これだけは本当で美しく気立ての良い妻と
天使の様に愛らしい我が子だけは日々を頑張るための源になる存在……
だといいんですが、特にそういう相手も居ません。

独身です。正真正銘のおひとり様ってヤツっすな。
嫁はまあ、居るっちゃ居るんですが、これがもう恥ずかしがり屋でして。

画面から出て来てくれないんですよ。恥ずかしがり屋だから。

でもね、美人ですよ～私の嫁は！
なんて言っても解像度が違いますからね4Kは！！

たった一つ嘘じゃないことがあるとすれば、車ですね。

さすがにポルシェとまではいきませんが、それでも、自分が憧れた車に
乗っていられるのはとても気分が良くて幸せです。

そんなこんなで歳をとりました。

高校の同級生には、もう結婚して子供もいるような、家庭を持ってる
やつも増えてきてるので、内心ちょっと焦ります。

でもま、未婚の30代なんて今時は珍しくもないので、そのうちにどーにか
なるだろーと思ってもいます。

うん、焦ってない。大丈夫。全然大丈夫。いつか現れるから、本当に私を
理解してくれる人。だから大丈夫。

うん。

まあ、昨年末に同級生で集まった忘年会、私以外全員所帯持ちでしたけどね。

そんな俺でも祝ってくれる仲間がいるってばよ

「いやー、もしかして俺ってば、自分で思ってたよりも何も積み重ねて
来てねえんじゃね？　人生的な意味で」

そんなドギマギを抱えつつ、内心のもどかしさを押し殺して出勤した
誕生日の職場。

朝イチ、PCの電源を入れつつ隣に腰を下ろした私に、埼玉のエース
ブロガーみはしさんが言いました。

「お誕生日おめでとうございます」

もうね、いいや……と。

本気で思いました。俺、この人になら抱かれてもイイって。
むしろ抱いてほしいというか抱きたいというか。

もはや男と男の魂の対話みたいなものだしいいよねとか考えて思わず
ズボンのベルトに手を掛けつつ颯爽とジャケットを脱いでみはしさんの肩に
手を置いて目線を男子トイレに向けてしまうイタズラな私が居たんですが、
まあ、逸る気持ちは抑えて何とか我慢したワケですよ業務中だったし。

で、なんと！

みはしさんがその日のお弁当を御馳走してくれたんですが……。

 

30歳直前にして、生まれて初めて見ました。

叙々苑弁当！！

ジョジョって言ったら、奇妙な冒険の方しかほぼ知らなかった私。

そりゃデスクのスヌーピーも様子を見に来ますわ。

さらに、モツケンさんまで……。

食べきれないほどのスイーツ！

嫁は画面から出てこなくても、なんだかんだでハッピーに過ごした誕生日でした。

アットホームな職場って、素敵！！