人材開発部 川藤の趣味への道①

人材開発部の川藤です。
皆さん趣味は持ってますか?

自分は飽きっぽくて、何をしても続かずでした。
そんな自分が趣味と言えるものを見つけられたのは、度々ブログにも出てくるUさんの一言からでした。

今から20年くらい前の話です。
自分とUさんは前職(バーテンダー)からの付き合いで、当時Uさんの店には暇があるといつも遊びに行ってました。

Uさん始めバイク好きの仲間がたくさん集まる、仲間内の拠点みたいな所です。
そんな時、置いてあるバイク雑誌を読んでいると。。。

大型自動二輪免許

Uさん「あれ、何見てんの?」

自分 「え? バイクの雑誌だけど。」

Uさん「それはわかってるよ。見ているページ。」

自分 「???」

Uさん「そのページ、大型のページだから、お前見てても乗れねえだろ。」

当時自分は中型自動二輪免許しか持っておらず、乗っているバイクも400ccでした。

Uさん「前から思ってたんだけど、お前趣味らしい趣味ないじゃん。飽きっぽくて人の平均値を越えると興味なくすだろ。持ってるものも中途半端だからいけないんじゃない。バイクが好きなら大型免許取れば。そしたらそのページのバイク何でも乗れるんだぜ。見方も変わるよ。」

自分 「まぁ、そうだね。」

Uさん「何か人に言えるこれっていうのがあるといいんじゃね。バイクの大型免許取ればその上無いし、バイク好きだって誇れるし、免許持ってて中型乗ってても好きだから乗ってんだよって言えると思うけど。今は教習所でも取れるしね。俺は一発(運転免許試験場での技能試験)だけどね。」

自分 「何それ、自慢?」

Uさん「教習所がダメと言ってるんじゃなくて、金も高いし、今金ねーんだし1回一発行って見ればって事。まっ簡単には取れないし、一桁で取れたらお祝いしてやるよ。」

自分 「何か頭にくる言い方するね。わかった一発で一桁で取ってきたらいいんだろ。」

かつて大型自動二輪免許は、運転免許試験場で技能試験を受ける以外、取得する方法はありませんでした。しかも「合格率は10%以下」などと言われる超難関。10回以上受験する人は自分の回りにもざらにいました。しかしそんな大型自動二輪免許も、1996年9月から教習所でも取得できるようになり、門戸は大きく広がりました。
ただバイク好きが集まるここの仲間は、一発で取っている人間が多く、それもあって自分を煽っているのだった。簡単に乗せられてしまうのもどーかと思いますが。
しかしこの一発免許は、簡単な話ではなかった。。。

当時自分は飲食店で働いていて出勤時間も夕方から、早速次の日鮫洲試験場に申込みをしてきました。
今はわかりませんが、この頃は受講者数が多く、2週間に1回予約が取れればいい方でした。

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試験初日

正直、緊張で何も覚えてません。
気が付けば試験終了、次の予約を入れてこの日はUさんの店へ。

Uさん「どーだった?」

自分 「。。。緊張して何も覚えてない。こんな緊張したの人生初だった。」

Uさん「笑笑笑、次の予約したの?」

自分 「何も考えずにしてきた。次は2週間後。」

Uさん「最初はしょーがねーよ、次がんばんなよ。」

最終的に趣味はバイクという話なんですが、そこに辿り着くまでの大型自動二輪免許取得が何より大変でした。
ただの思い出話っぽくなってますが、続きを読んでくれると嬉しいです。

つづく⇒人材開発部 川藤の趣味への道②

この記事を書いた人

川藤
  • 川藤 ( )
  • 五反田店スタッフ、埼玉店店長を経て人材開発部に配属となった川藤です。前職がバーテンダーなので、お酒が生活の一部になってます。皆様の研修を主に担当するので、研修後楽しいお酒を飲みましょう。

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