誰がためのシステム?優先的に効率化すべきは何か?~考え方の極意~

夢見る乙女グループ男性求人ブログをご覧頂きました貴方へ。
こんにちは、マーケティング事業部所属の山口良二です。

システム化の極意

夢見る乙女グループは、首都圏に多数のブランドが稼働しています。当然、お客様を呼び込むためには各Webコンテンツの絶え間ない更新が必須なのですが・・・1日に更新するコンテンツ数は3,000ページ以上です。

人力で更新する事は不可能な数のため、現在各種自社システムにて自動更新を実行しております。全て、私が設計を行い(昔は制作も一人で行っていましたが・・・)、各スタッフと共により良いものにするためバージョンアップを進めております。

作業スタッフの人件費も、月あたり百万円単位で効率化が出来ているわけですが・・・かといってなんでもかんでもシステム化というのは愚策です。

どんなものをシステム化(効率化や強力な営業ツール化)すればよいのか?の極意を書いてみようと思います。

いま、何が出来ればよいか?

まずは、出来る出来ないはある程度度外視にして、しっかりとしたゴールを設定します。

例えば、
「○○の処理が自動化出来ればよい」
「△△は何度も同じことをしなくてはいけないので効率化する」
「□□の情報が自動で取得出来ればより良い状態になる」
・・・等々。

この部分は、ある程度の経験も必要かもしれませんが、ゴールがブレブレになってしまうと制作もブレ続けて泥沼にはまります。

いつまで、必要か?

出来ればよいものは、いつまで必要かを考え、制作を行うかどうかの判断をしたいところです。

極端な事を言えば「今月のみ必要」なものは、制作リソースをペイするのは非常に困難です。逆に、長い期間必要なものは勿論、多少応用を効かせて「短いスパンだけど似たようなものが繰り返し必要になる」場合は取り組むべきでしょう。

どのくらい、必要か?

一連の作業などを自動化すると、確かに効率化は目に見えて良いものになります。しかしながら、自動化してはいけない部分もあります。

制作・稼働させる部分と、させない部分。見誤ることなく計画出来れば、成果物はより良いものになります。

どれくらい、かかるのか?

これは、稼働までの日数などですね。時間がかかればかかるほど、価値は落ちていきますし、稼働時のニーズも下がっていく可能性が高くなります。

システム制作などにかかわらず「5W1H」の考え方で原則は良いです。ただし、作るのも使うのも「人」です。
想定通りには大抵ならないですし、作る人のモチベーションや使う人のスキルや個人差など・・・様々な部分に影響され、そして影響を及ぼします。

電子の藻屑(笑)・・・にならぬよう、これからもグループのために良いものを設計制作していきたいと思います。

この記事を書いた人

良二山口
  • 山口 良二 ( )
  • グループが創設される前からIT畑に根を生やしつつ、各種業務の仕組化や効率化を率先して設計しております。「ありがとう」と言われることを積み重ねられる仕事環境にはやりがいが溢れています。

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