【尊敬語、謙譲語、丁重語、丁寧語、美化語】敬語が多すぎる日本語って難くねぇ?

地元の先輩との会話

最近、地元の先輩にひさびさに会ったので 「っちあっすー!?おひさしぶりっす!めっちゃひさびさっすね!?えっ?もう7年ぶりくらいっすよね多分!!!」って、元気良く挨拶しましたら、哀れみの目で・・・

などと会話しましたら「社会人でそれヤバくね?職場で敬語とか大丈夫なん?」と言われてしまいました。普段ならそのまま適当な流れで、別の会話になるのですが、今回は丁寧語や尊敬語などの話に発展しました。その時はそんな感じで終わりましたが、習慣は仕事にも出るので・・・

もちろんお客様やタレント様に対しては気をつけていますが・・・なので、改めて勉強がてらブログに『正しい敬語』を書いていきます。

敬語の種類

現在、敬語には5種類あります。尊敬語、謙譲語、丁重語、丁寧語、美化語だそうです。

丁寧語

です・ます型:丁寧な言葉づかいによって相手への敬意を表す。高める相手の有無を問わず幅広く使う。
【例】

  • 思う→思います
  • 読む→読みます
  • 聞く→聞きます

尊敬語

「いらっしゃる・おっしゃる」型:相手の動作などを高めることで、その人物に対しての敬意を表す。
【例】

  • する→なさる、される
  • 利用→ご利用になる
  • 待つ→お待ちになる、お待ちくださる

謙譲語

「伺う・申し上げる」型:自分の動作をへりくだることで相手を高めて、その人物に対しての敬意を表す。
【例】

  • 言う→申し上げる
  • 行く→うかがう
  • 伝える→申し伝える

丁重語

「参る・申す」型:自分の動作をへりくだることで丁重な表現をする。高める相手がいない場合に使う。
【例】

  • する→いたす
  • いる→おる
  • 思う→存じる

美化語

「お酒・お料理」型:上品な言葉づかいによって相手への敬意を表す。高める相手の有無を問わず幅広く使う。
【例】

  • 酒→お酒
  • 本→ご本
  • 挨拶→ご挨拶

どれを使うのがベスト?

基本は丁寧語・尊敬語・謙譲語がベストだと思います。特に美化語は使い方を間違えると、自分の中だけかも知れませんが、そっち系の人かと思いますので・・・完璧に熟知してる方以外は使わないほうがよさそうです。また丁重語も間違えると、時代劇かな?って感じなので。

ただ一つ気をつけなければいけないのは、自身の中では丁寧語だと思っている敬語です。

よく聞くのは、「ご苦労さまです」「了解しました」「ご一緒します」「お座りください」「させていただいております」等、トラップだらけです。

ただ、大事なのは相手にどう伝わるかだと思います。相手が気づかない場合もあれば、気づいてはいるけれども、悪気があるわけではないなぁと考えて問題視していない、ということも多いかと思います。。

ただ、この業界はお電話でお客様と会話するのがメインになります。相手の表情等がわからないのは、お客様もスタッフも一緒です。

声の質やトーン、そして言葉遣いで印象が変わるので、気をつけなければえらい目にあいます。

注意していこうと思ってます。でも多分、話す言葉以外に今書いてるこのブログでも、あれ?と思う人がいる文章になっていますが、あえてです。お許しを!

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