【埼玉店店長時代の話②】面接、講習をかたくなに拒んだある社員のトラウマ

人材開発部の川藤です。実は先日ショックな出来事が。。。埼玉はうなぎが有名なのは知ってますか?
自分は食べ物ではうなぎが一番好きで、大宮のはずれに行きつけの店があり、先日行ってみたらなんと!!!閉店しておりました。
メチャメチャ凹みましたが、まだ美味しい店はあるはず、地道に開拓してこのブログで紹介します。
今回は前回に続き、埼玉店店長時代の社員「F」くんの話をしたいと思います。

Fくんが面接、講習をやらない理由

彼は配車(デリヘルの受付を仕切る業務)はできるが、面接、講習は絶対にやらないという社員。前任の店長時代もその条件で働いていたと言っていました。

前回の話で今後は面接も講習もやらせて欲しいと前向きになってくれたので、疑問に思っていたことを聞いてみました。

自分 「そういえば前はなんでかたくなに面接、講習をしなかったんだい?」
社員F「実は前に講習をして性感染症になったことがありまして、それ以来トラウマになっているんですよ」
自分 「ちなみに何にかかったの?」
社員F「淋病です」
自分 「講習で、、、まぁ職業病だからね。それでそのタレントはまだ働いてるの?」
社員F「いや1年以上前の話で、講習後すぐに辞めてしまったんですよ。病気の話もしようと連絡してたんですが、折り返しが全然来なくて」

職業病といいましたが、今当グループは面接、講習をするスタッフには事前研修をします。その時に予防方法を教えているので、100%うつらないとは言いませんが、確率は確実に下がります。

また女性同様に男性も性病検査を行っているので、今は心配しなくて大丈夫です。当時はまだそこまでの教育システムもなく、前店長は特に教えることもしていませんでした。

Fくんとの不思議な縁

社員F「あれっ、確かそのすぐあと東京店から連絡があったんですよ。。。確か面接、講習後、埼玉で働いたことがわかったので、店長が東京の担当の方に病気のことを伝えとか言ってたような。。。」
自分 「ん、何か聞いたことある話だぞ。そのタレントの名前わかる?」
社員F「はい、この子です」

グループ共通の業務用ツールで確認できました。

自分 「その東京店の担当って俺だ。覚えてる、講習している時に埼玉の話をされたので終わってから連絡した。その時の埼玉のスタッフがお前なんだ」
社員F「東京の人って川藤さんだったんですか。。。大丈夫でした?」
自分 「この話聞いてからこれはまずいと思って、その子にすぐ検査をさせたんだよ。もちろん俺もした。結果は2人とも陰性だったよ」
社員F「えっ、本当ですか?」
自分 「埼玉にも連絡したよ、違うところで感染したんじゃないかって。聞いてないの?本当にそのタレントからだったの?」
社員F「その時は絶対この子からだって思ったんですよ。。。」
自分 「しかし、こんな縁もあるんだね」
社員F「ホントですね」
自分 「今後は感染しにくくなる予防方法を俺が教えてあげるよ」
社員F「面接、講習についてもお願いします!」

こんな縁もあり、社員Fくんとは前以上に良い関係になっていきました。彼も宣言通り、このあとはメインで面接を担当する一人となり、タレントからも信用、信頼される頼もしいスタッフに成長してくれました。

今は性感染症への対策も万全です

ちなみに自分は性感染症にかかったことはありません。もちろん予防は常に意識しています。社員Fくんもその後は感染していません。

この業界、性感染症のリスクは女性も男性もゼロではありません。ただ、きちんと知識を身に付け実行することで、感染確率は確実に変わります。皆様は安心して面接に来てください。不安なことがあれば、面接官がなんでもお答えします!

この記事を書いた人

川藤
  • 川藤 ( )
  • 五反田店スタッフ、埼玉店店長を経て人材開発部に配属となった川藤です。前職がバーテンダーなので、お酒が生活の一部になってます。皆様の研修を主に担当するので、研修後楽しいお酒を飲みましょう。

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