人材開発部 川藤の入社までの道のり 社員編

アイコンの猫「タビー」は、家に帰ると5分くらい近寄ってきません。。。
こっちが近づくとダッシュで逃げます。5分後には甘えてくるのですが…
どうやらちょっと知らない人になるようです。
最近の検証では2時間家を空けると、忘れる事が判明しました。

そんな愛猫と戯れる日々を送っている、人材開発部の川藤です。
今回は社員となって知る事が出来た、タレントの気持ちについて書きたいと思います。

社員へのお誘い

前回も書いた受付業務(内勤アルバイト)を、なんだかんだで1年程やっていました。
そんなある日、自分をこの業界に誘った先輩Uさんから

Uさん「ところで社員にならない?」

自分 「。。。」

Uさん「何かしたい事あるの?特にないなら社員になりなよ。」

自分は長い事飲食業界にいて、未来に不安を感じて辞めました。
ただやりたい事がある訳でもなく、何の資格も持っていません。

強引に誘われて、生活の為に働いていたのですが、本気でやるつもりはありませんでした。
仕事自体はやりがいもあり、楽しみながらやれていましたが、いざ社員となると。

Uさん「ずっとやれとは言わないし、やりたい事が見つかるまでやってみれば。」

当時39歳、そんな自分にそこまで言ってくれるのはありがたい事です。
必要とされるって大事ですよね。

自分 「ありがとう。じゃあ、頑張ってみるよ。」

何も知らずに入った風俗業界、これが自分の社員としての始まりでした。

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タレント「Iちゃん」

社員になったものの、今までと何かが変わるという事もなかったのですが、一人のタレントとの会話で気づかされました。
そのタレントは在籍も長く、接客に対する姿勢、考え方が素晴らしく、プロとして仕事をしている子でした。
ただ人に厳しく、誰からも恐れられていました。

自分もドライバー時代はメチャクチャ文句を言われた事があり、この子の送りをするのが本当に嫌でした。(受付をする頃には仲良くなりましたが。)
そんな彼女が遅い時間帯に遠方の仕事に行く事になり、自分がドライバーになりました。
車内で二人きりなので、色々とぶっちゃけ話もしていた時

自分  「ところでIちゃん、最近俺に対する態度が昔と違くない?」

Iちゃん「だってJくん社員になったじゃない。」

自分  「え、そうだけど、何か関係あるの?」

Iちゃん「関係あるよ。社員になるって事は、真剣に仕事をするってことでしょ。だから私も本気で話が出来るようになったの。そうじゃない人は信用してないんだ。」

自分  「今までは信用してなかったの?」

Iちゃん「Jくんは信用してない訳じゃないけど、社員になる前は心を開くつもりはなかった。私は自分の仕事に誇りを持ってるし、それをわかってくれる人じゃないと本音は話したくないんだ。だから私にとって社員は自分と同じステージにいる人って事。」

自分  「そうなんだ。今後は何でも相談してよ。」

この業界で働く女性は、気軽に仕事の悩みを話せる友人がいません。
だからこそ自分たちスタッフが、その役割を出来ないといけません。

お互いが信用、信頼される事、これが何より大切です。
自分たちは誇りを持ち、一人でも多くの人を幸せにする事が仕事です。

一人のタレントが大事な事を教えてくれました。

この記事を書いた人

川藤
  • 川藤 ( )
  • 五反田店スタッフ、埼玉店店長を経て人材開発部に配属となった川藤です。前職がバーテンダーなので、お酒が生活の一部になってます。皆様の研修を主に担当するので、研修後楽しいお酒を飲みましょう。

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