【2018年気になったニュース】スポーツ界だけじゃないパワハラ問題

こんにちは東京の佐藤です。
2018年もあっという間に過ぎ、2019年1月ももう半ばです。年のせいか年々1年が過ぎていくスピードが上がっております。悲しいかぎりです。
2018年の大晦日、当事務所では恒例のお寿司(しかも特上)とおせちが振るまわれました。おいしいものを食べて1年の労をねぎらうという粋な計らいです。

2018年印象に残ったニュース

昨年もいろいろなニュースが世間を賑わせましたが、一番印象に残っているのがスポーツ界を騒がせたパワハラ(セクハラ)問題です。レスリング、アメフト、ボクシング、体操、相撲と日本を代表する競技での騒動が連日報道されましたね。

特に日本の国技・相撲は、最高位である横綱が廃業してしまうという大事件となりました。レスリングでは、NHKのドキュメンタリー番組『プロフェッショナル 仕事の流儀』にも辣腕指導者として取り上げられた監督と国民栄誉賞受賞選手のいざこざ、アメフトでは危険行為を強制した問題・・・被害に遭われた選手の記者会見は、見ていてつらいものがありましたね。

それぞれ、さまざまな方が責任を取って処分を受けることとなりました。また加害者?だけではなく、被害を受けた方は非常につらい体験をされたと思います。

私もスポーツに熱中した時代もあったのですが、ちょっと昔を思い出してみると。。。このようなことは意外と日常的にあったような、なかったような。。。

変わりつつある指導方法

指導者と選手の関係は、そもそも師弟関係であり、教えを乞う上では多少の理不尽と言いますか、強制的な側面があるのも致し方ないのでは??と、昭和生まれの自分は思ってしまいます。

しかし、2019年箱根駅伝で、惜しくも連覇達成を逃したものの大健闘を見せた青山学院大学の監督が、パワハラ問題について語っていたインタビューを読んで、この考えが古い考え方なのだなと気付かされました。

戦後ベビーブームも手伝い、急成長した経済界、スポーツ界での指導方法と、少子化を迎えた現在とでは、180度方針が違うとのこと。

経験ある方も多いと思いますが、昭和の時代、一学年が10数クラスという学校もありました。人数が多い分、今より部活動も盛況でしたが、多くの場合一人しかいなかった指導者が大人数をまとめるのは至難の業です。画一的、命令的な指導でないと統制がとれず、おのずと独裁的な印象となってしまうようです。

対して現在は、競技人口も年々減っています。競技によっては存続の危機(ラグビーなど)にさらされている時代です。昔ながらの頭ごなしな体育会系の指導はもう通用せず、指導者が歩み寄って手取り足取り育てていく指導方法に変わってきているそうです。担当する人数が少なくなったため、それが可能になったとのこと。

スポーツだけでなく働き方にも変化が

また、某グループウェアの経営者いわく、労働条件は個々のライフスタイルに合わせて多種多様であるべき。労働人口が減少するなか、労働者一人に対し10社が獲得競争している時代に、今までのように企業の条件を押し付けるような理屈は通用しない。企業が個人に合わせないと、獲得競争に負けてしまい、結果、成長が見込めなくなるとのことです。

ちょっと固い頭を切り替えて、ついついやってしまいがちな上の立場を利用した付き合い方はやめていこうと思わされました。

この記事を書いた人

正博佐藤
  • 佐藤 正博 ( / )
  • 将来、海の見えるところに住みたい!そんな事をぼんやーり考えながら。。。最近「ツナ缶とゆで卵とプロテイン」にはまっているこの頃です。。。

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