【架空請求?】身に覚えのない民事訴訟最終通達書というハガキが届いた!

民事訴訟最終通達書?

いつものように郵便受けを覗いてみると、見慣れぬ文面のハガキが入ってました。なにやら物々しい雰囲気で『民事訴訟最終通達書』と書かれています!

本通達は、貴殿に対し、契約中、若しくは債権譲渡のあった企業又は団体から契約不履行による訴状が提出・・・うんぬんかんぬんで始まる文面。要約すると、連絡しないと貯金から不動産まで全部差し押さえしますよ、といった内容です。

もちろんまったく身に覚えがない。こんな子供騙しとすらいえない稚拙な詐欺に騙されるはずない・・・と思ってましたが、それでもやっぱり一瞬ビクッとしますね。逆に詐欺の手口が巧妙化するなか、こういうシンプルなやつのほうが、うっかり信じてしまいそうになります。

しかもこれ、私宛ではなく妹宛だったんです。妹は現在海外にいるんですが、郵便物は我が家に転送されるようになっていました。

正直、それほど仲の良い兄妹ではなく、妹がどんな仕事をしていたのかもほとんど知りません。だから、もしかしてやらかしたか?・・・とも考えてしまいました。

自分宛に届いたものなら、即丸めてゴミ箱に捨てていたでしょう。ただ今回は妹宛です。妹が何かしらの犯罪に手を染めていたという可能性も0ではありません。長期間海外に行っているのも、司法の手から逃げるための高飛びだったのか?なんて悪い想像をしてしまったり・・・

おかしな点は山ほどあれど・・・

念のため文面を熟読すると、不自然な点が100か所ほど見つかりました。そもそも、民事訴訟最終通達書みたいな大事なものが、ただのハガキで届く時点ですでにおかしいのですが。

ともかく似たような事例はないものかと、調べてみたら、トップで出てきたのが『国民生活センター』の“「民事訴訟管理センター」からの架空請求ハガキは無視してください!”というページ。

2017年の記事でしたが、実際に被害に会われた方もいらっしゃるようで、ハガキに書かれている番号にTELしたら、結局50万円分のプリペイドカードを買わされたとかいう話も。

少し考えれば、詐欺以外の何ものでもないんですが、つい心配になってとりあえず電話して詳しい話を聞こうとしてしまう気持ちもわかります。お年寄りやピュアな性格だったりすると余計危険かもしれません。

無視するのが一番!

私の場合、ピュアな性格ではないと思いますが、妹宛であったため詳細がまったく把握できず、電話して確認したほうがいいのかな?という考えも、ほんの一瞬ですが頭をよぎりました。

でも、絶対に電話してはいけないそうです。へたに電話してしまうと、こちらの電話番号や住所を知られてしまい、よけいややこしくなってしまうとのことです。一番簡単で安全な対処法は「無視」です。

ハガキによる架空請求の手法は、全然巧妙じゃないし、今となってはおそらく騙される人も減ってきていると思われますが、それでも気持ちのいいものではありません。だいたい妹の住所はどこから流出したのか?謎のままです。

騙されっこないと思っている人ほどあぶないとも言いますし、今後はより一層気をつけようと思いました。

この記事を書いた人

しめ
  • しめ ( )
  • マーケティング事業部のしめです。仕事以外の時間はほぼすべて猫に費やしています。奴隷のような暮らしを強いられていますが、猫に奉仕する幸せかみ締めてます。ちなみに飼い猫の名前も『しめ』です。

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