【キャバクラ⇒風俗④】キャバクラ業界の収益構造に潜む危険な罠とは?

どーも♪夢見る乙女グループ埼玉エリア、42歳の夢見るオッサン・いーちゃんです。前回に引き続き、キャバクラ業界から風俗業界への転職についての見解を駄文ながら綴っていきたいと思います。

①フェニックスジョブさんから取材を受けました

つい先日、よほどキャバクラ業界からの潜在的な転職希望者が多いせいなのか、かのフェニックスジョブさんから取材をしていただきました。(記事はコチラ

取材担当者さまも、「なんでキャバクラを選び、またなんでこの年齢になって風俗業界に転職を決意したんですか?」と興味津々(;´∀`)

でも、ポスト団塊ジュニアと呼ばれ、高校受験戦争に打ち勝った入学直後にバブルが崩壊。「ジャパン アズ ナンバーワン」などと日本式経営が評価され、いい学校➾いい会社➾いい人生、みたいな高度成長のテンプレが終わることなど誰もが疑わなかったにもかかわらず、その勝利の方程式が眼前でもろくも崩れ去り、就職氷河期に突入した世代の申し子としては至極当然の決意。

「目の前に安定などない。勝利は自分で掴み取るものなのだ( ・ิω・ิ)!」

ということで、夢にまで見たエリート街道への道を唾棄し、通勤電車の流れと逆に生きてやろうと若い頃に決めました。フツーの会社勤めにまったく興味がなく、キャバクラ業界で自分を試そうと思っていたのでした・・・

そう、信じた会社の斜陽を目の当たりにするまでは、です・・・

②キャバクラ業界の利益率

ここでキャバクラ業界の利益率について、説明していきたいと思います♪

以前の記事でも軽く触れましたが、キャバクラ業界の主要経費はキャストさんの高額な時給を含む高額な人件費です。

売上に対するキャストさんの給料の割合は、業界用語で女子給比率なんて言葉で表現されますが、おおむね40%以下をマーク出来ていれば優秀だと言われてます。実際のところは、40%の中盤あたりを毎月推移してるのが通常の流れです。

その他経費で大きいところをいうと男子給料、地代家賃(繁華街の物件では月で600万円!なんて店も存在しますが(;´∀`))、スカウトバック、案内所に対する手数料、酒代、水道光熱費・・・

結局のところ、売上に対しての純利益の割合は、優秀な店舗で10%、通常は6%台でも利益が出せていれば、まだ優秀なのではないでしょうか?

ですが、ここで売上の内訳に目を向けねばなりません。通常、たいていの店舗のフリーは案内所からの紹介、または路上のキャッチからの紹介が9割です。(ちなみに有償でお客様を紹介する行為は、するほうもされたほうも違法ですw)

このフリー、実はかなり厄介です。紹介料として相手に渡る取り分て何%だと思います?

正解=50%、または売上の40%で数字の良い方

( ゚д゚)

( ゚д゚)

( ゚д゚)ポカーン

工エエェェ(´д`)ェェエエ工!!!!
って思うでしょ?

コレ、ホントの話ですから。
※都内繁華街の大半のケース

さらに、優秀な売上を持ってる上位1割くらいのキャストさんのお給料は、売上折半なのがデフォルトです。たとえば月の売上高が仮に5000万円あったとします。それがサービス料をかけた金額だとして(だいたい30%)、小計3800万円程度。その3割くらいは案内所、残りの売上の1割くらいは優秀なキャストさんの給料になってしまうので、残った純粋な売上からもろもろの経費を捻出しなくてはならないわけです(;_;)。

よく「そんなに高いシャンパンが入ってるんだから儲かるでしょ?」なんて外野からは言われるんですが、たとえば5000万円の総売上で最終利益が180万円とかってコトは割とザラにあるんですよね(;´∀`)

③僕の前の職場で何が起こったか?

そんな感じの収益構造の中、日々キャバクラの営業を回していた僕ですが、店舗展開の初期投資で5000万円くらい使い、なかなか回収の進まないまま数年が経過・・・時々閉鎖した店舗から給料の下がらない古参の幹部が仕事もしないのに配属になり、日々の業績悪化にカウンターを打つこともなく、気づいたら残った店舗は一軒だけ。その一軒もエース級のカリスマキャバ嬢と、相当数の自分の顧客を持っている幹部役員の売上頼みな営業をしてました。

あと5年、そこの会社で歯を食いしばっていたら、僕もそろそろ50歳になっていました・・・

自分の意思に反して毎日流し込まれるお酒。
仕事以外の時間は週イチの休みも含めてただ寝るだけ。
目の前でどんどん勢いを失っていく会社。

実は去年の夏くらいからずっと転職を模索しており、フツーの会社も含めて、いろんな求人サイトを巡回していました。(もちろん夢見る乙女グループの求人サイトやフェニックスジョブさんも見てましたよ♪)

悲しいかな、自分の年齢で飛び込める会社といえば、フルコミッション系の不動産や保険の営業くらい。家族の顔がよぎり、なかなか一歩を踏み出せない・・・

独立を勧められても、金主から億単位の借金を抱えるほど勢いのある業界には思えない。

そんな中、40歳くらいでも採用資格と記載されてた風俗業界の求人。今までこれでもかってくらい女性とも遊びが好きなお客様とも接し続けてきた自分。

「やるなら今しかねぇ」

長渕剛の歌の中で西新宿の親父も言ってましたが、自分にとっては最初で最後の転職、やるなら今しか、これしかねぇんですww

というわけで、僕の転職は風俗業界、どうせ登るなら高い山。夢見る乙女グループに決まったわけなのです。


長々お付き合いいただきましてありがとうございます。今回はガチでリアルなキャバクラから風俗業界への転職ストーリーになってしまいましたが、もしも、貴方のキャバクラで起こってる出来事が、今お話したのと同じ景色ならば(特に①店舗展開の話が出ない ②店舗が縮小してる ③後進の社員が入ってこないか育たないの3点セットはほんとに危険です)、ぜひとも、貴方の1年をムダにしない選択をしていただければと思います。

夢見る乙女グループは、貴方の転職を応援します♪

この記事を書いた人

いーちゃん
  • いーちゃん ( / )
  • キャバクラ業界から42歳にして転職した2児の父。風俗業界未経験ですが、週休2日を満喫しながら日々成長中。転職(特にキャバクラ業界から)のお役に立てれば幸いです。

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