【あおり運転とAI技術】犯人特定が容易になるのはいいけれど少し残念な点も…

こんにちは東京の佐藤です。
2019年9月後半、短期的な猛暑も過ぎ、秋の気配も感じられる時期になりました。

あおり運転のニュース、多いですね

猛暑の影響?なのか、イラ立ちが爆発したようなニュースもありましたね。いわゆる「常磐自動車道あおり運転」など・・・

あおり運転は危険運転にあたり、事故の大きさによりますが、最長で20年の懲役が科せられるそうです。

今回逮捕の決め手となったのがドライブレコーダーですね。しかも、前方視野だけではなく車内、後方も映せるタイプだったことが、動かぬ証拠となったようです。

ドライブレコーダーにも、さまざまなタイプがあるようで、専門家よるとやはり今回の全方向映せるタイプが良いようですね。

素人感覚では前方だけ映れば良いのでは?と思ってしまいますが、後ろからあおられるケースも多く、警察も撮影データがないと、立件が難しいようですね。

現在、日本国内のドライブレコーダー普及率は30%程度のようですが、今回の件を受け、購入を考える方も増えていくのではないでしょうか?

迷宮入りした事件の犯人をAIが特定!?

またドライブレコーダーに限らず、さまざまなニュースに当たり前のように出てくる映像、「防犯カメラ」も普及してきましたね。

「防犯カメラ」普及率の高い中国では、なんと1億7000万台も設置されているそうです。その理由のひとつが子供の誘拐事件が多いということです。

通称「中国天網(スカイネット)」と呼ばれ、「防犯カメラ」をネットワーク化しており、エリアをまたいで映った同一人物をなんと92%の確率で特定できるそうです

その効力は抜群で、数十年前の誘拐で、ほぼ迷宮入りだった事件の犯人を、わずか10秒たらずで特定したそうです。

ここで疑問なのが、人の顔は年齢とともに変わっていくもの。当然、犯人も誘拐当時とは顔が変わっているのに、なぜ特定できたのか?

その理由は「AI顔認証システム技術」にあるそうです。技術の激的な進歩が可能にしているとのことです。

人間の顔のさまざまな成長パターンをコンピューターが自動認識し、年齢にあわせた顔を自動作成してくれるという優れものだそうです。

今回のケースは誘拐当時の顔写真をもとに、AI顔認証システムを活用して現時点の顔を作成。先ほどの中国全土をカバーする超高性能監視カメラで検索したそうです。

候補者とされる人物が20名ほどリストアップされ、あとは各地元の警察が面会し、生い立ちや、両親から聞いている顔以外の特徴の照合、血液型、そして最後に「DNA鑑定」にて完全に特定・・・という、なんか子供のころ観たSF映画のような展開!

来年開催される東京オリンピックを控え、こういった最新技術を使ったシステムの国内普及率も上がっていくのではないでしょうか?

少し寂しく感じることも

半面、サスペンス映画好きな私としては、名作『砂の器』に描かれているような犯人特定の醍醐味、刑事さんが足を使って人海戦術で地道に捜査し、推理ていくような構成が失われつつあるのが残念ですね。

実際、最近のミステリーだと犯人特定の決め手が「防犯カメラ」の映像だったりすることも多くなっており、なにか現実的というか、「味」がなくなってきているようにも感じられます。。。

この記事を書いた人

正博佐藤
  • 佐藤 正博 ( / )
  • 将来、海の見えるところに住みたい!そんな事をぼんやーり考えながら。。。最近「ツナ缶とゆで卵とプロテイン」にはまっているこの頃です。。。

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