【確率3%の壁】ガチャは本当に悪い文化なのか枝毛を抜きながら考えた

3%の壁

3%、あるいは5%と聞いて何をイメージするでしょう?そうです、ガチャの確率ですよね。なかには排出率10%とか8%っていうのもありますが、だいたいは3%か5%あたりが基本ベースだと思われます。

しかし、この3%ってのが曲者です。最高レアが手に入るのならなんだってかまわないって人なら、別に問題ないんですけど、最高レアってだけで全然欲しくないキャラも混じってたりするじゃないですか。そういうのを引いてしまうと、なんか幸運を無駄遣いしちゃった感じで、ハズレを引くよりガッカリしたりします。

イベントの特攻がついたピックアップなど、最高レアの中からさらにピンポイントで欲しいキャラを狙おうなんて思ったら、それこそ修羅の道です。実際には0.1~0.3%なんて場合もそうそう珍しくないのですから。

大人の判断?

代わり映えのしない日常に、ほんの少しだけ潤いが欲しいからガチャを引くわけであって、欲しいキャラが出なさ過ぎて、余計にやさぐれるのは本末転倒。もちろんわかってるんですよ、大人ですから。

こんな不毛な遊びを続けていても得られるものはない、そんな風に思うこともあります。でも、得られるものがないからって、簡単にあきらめてしまうのが正しい大人の判断なのか?いや違う、たとえ何も得られなくても、男にはやらねばならないことがある!引かねばならないガチャがある!と、思ってしまうのが悪いところなんですけどね。

単なるデータに踊らされて一喜一憂するのは、少々癪にさわるけれども、やっぱり憎めない、それがガチャってやつです。

後戻りはできない

ま、ちょっとした運試しとして、おみくじを引くくらいの感覚だったら何も問題ありません(無課金ならばなおのこと)。もしそれで当たりが出たりしたら、少なくとも3日くらいは、いつもより人にやさしくなれます。電車で席も譲るし、落し物のちゃんと届けます。

ただし、全然欲しいキャラが出なかったとしたら、そもそも最高レアすら出なかったとしたら、人間は簡単に暗黒面に落ちてしまいます。

だったら最初からガチャなんて引かなきゃいい、確かにその通り。でも、その言葉10年前に聞きたかったなって感じです。走り出してしまった今、もう後戻りはできません。目の前のガチャに背を向けるなんてもってのほかです。逃げるわけにはいきません。

失敗を恐れて行動しないよりは、たとえすべてを失うことになっても挑戦するほうが尊い、そんな言葉を自分に都合よく前向きに捉えるなら、ガチャは悪い文化なんかじゃありません。

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しめ
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  • マーケティング事業部のしめです。仕事以外の時間はほぼすべて猫に費やしています。奴隷のような暮らしを強いられていますが、猫に奉仕する幸せかみ締めてます。ちなみに飼い猫の名前も『しめ』です。

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