【も~いくつ寝るとお正月♪】おせち料理に込められた願いと意味をご紹介

みなさんコンニチハ。先日電車に乗っていて、ついついウトウト、隣に座っていた男性の肩にもたれかかってしまい、思いっきり肘でド突かれてしまった横浜店のスタッフ安藤です。

お正月といえばおせち料理

さて、みなさんお正月の準備は進んでますか?ってもうそんな話題が出る時季になりましたね。私は先日、某デパートに行ってお正月に家族で食べるおせち料理の注文をしてきました。

おせち料理って昔は母や祖母が一品一品作ってくれて、普段の食卓では出ないお料理がお重に詰められてくのになんか特別なものを感じていました。さらにそのお料理を、母の目を盗んでつまみ食いをするのがまた楽しみで、だけどそれがバレて怒られたりして・・・

おせち料理にはいろいろな思い出がありますが、いつの間にか?だんだんと?家では作らなくなってしまい、いつからかおせち料理はデパートで買うのが当たり前になってしまいましたね。

おせち料理って古くは弥生時代にまで遡るそうなんです。元々はお正月だけの料理ではなかったそうです。暦の上で節目となる日に宮中で行われた宴会を節会(せちえ)といい、節会でのご馳走として振る舞われたのがおせち料理だったんです。

それが江戸時代になって一般家庭にも広まり、一年で最も重要でおめでたい時期とされるお正月の料理が、おせち料理として浸透していったと言われています。

そして、「おせち料理」という呼び名が広く使われるようになったのは、なんと第二次世界大戦の終戦以降。意外と最近のことなんですね。

おせち料理の意味

おせち料理のスタイルも時代と共に少しずつ形を変えていって、今のように重箱に詰められるようになったのは江戸時代末期ごろからのようです。

その重箱にも意味があります。縁起物となるご馳走を重箱に詰めることにより、幸せを重ねる・福が重なる・おめでたさが重なるように、との願いが込められてるそうです。

また、重箱には正しい段数があり、正式な段数は四段重なんだそうです。しかもそれぞれの段に詰める料理も決まりがあるんですって。

さらにさらに、そのお重に詰める一品一品にもちゃんと意味があるんです。数あるお料理の中の一部をご紹介しますね。

    • 『数の子』

      卵の数が多いことから「子孫繁栄」を願う縁起物とされています。古くからおせちに使われていました。

 

    • 『なます』

      紅白の水引をかたどっているとされ、平安や平和を願います。

 

    • 『伊達巻』

      子供に人気ナンバー1のお料理でしょうか。形が巻物に似ているので知識が増えるようにとの願いが込められています。

 

    • 『かまぼこ』

      かまぼこは日の出を象徴するものとして、元旦にはなくてはならない料理。紅白でおめでたさを表してます。

 

    • 『昆布巻き』

      昆布は「喜ぶ」の言葉にかけて、縁起が良いとされています。

 

    • 『ちょろぎ』

      お正月にしか見ない料理ですよね。「長老喜」「千世呂木」と書き、長寿を願います。

 

    • 『黒豆』

      「まめ」は元来、丈夫・健康を意味する言葉です。「まめに働く」などの語呂合わせからもお正月には欠かせない料理です。

 

    • 『田作り』

      五穀豊穣を願い、小魚を田畑に肥料として撒いたことから名付けられました。小さくても尾頭付きです。

 

    • 『海老』

      長生きの象徴。長いひげを生やし、腰が曲がるまで長生きすることを願って正月飾りやおせち料理に使われます。

 

    • 『ごぼう』

      根を深く張り、代々続くことを願います。

 

  • 『栗きんとん』

    黄金色に輝く財宝にたとえて、豊かな1年を願う料理。豊かさと勝負運を願います。

来年も良い年でありますように

いかがでしょうか。おせち料理って実に奥が深いですね。

他にもいろいろありますが、ひとつひとつに意味を込めて作られ、それらの意味を理解して縁起の良い食材をそろえているんですね。家族でおせち料理を囲めば、1年がとても良い始まりになったような気がしますよね。

いつかは私も昔母が作っていたように、自分でもおせち料理を作ってみたいと思います。

 

 

この記事を書いた人

雅人安藤
  • 安藤 雅人 ( / )
  • 全くの未経験でこの世界に飛び込んでみました、身の程知らずの安藤と申します。分からないことだらけでしたが、良いスタッフさんに囲まれてたくさんの事を教わりながら、毎日楽しく過ごしています。

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