【風俗ソムリエの秘境探訪】今こそストリップ劇場に遊びに行こう!!

こんにちは、クロサキーヌです。
毎度毎度の締め切りに追われるブログですが、今回も管理人から叱咤の声をいただきました。しかし私的には間に合ったようなもんです。(1日しか過ぎていませんから)
さて、恒例の枕からのスタートになりますが、爆発的な人口増、予想される全世界的な食糧難の解決方法として【昆虫食】というものが密かにブームになっているようです。
日本でも「イナゴの佃煮」や「蜂の子の甘露煮」など、昆虫を使った料理はありますが、全国の食卓に上がるようなメニューは今のところないように思います。個人的には上がらなくても良いのですが・・・

昆虫食wiki

昆虫食を提供しているレストランでは、意外と女性の比率が高いらしいです。そういえば、昆虫ではないですが、珍素材でマニアに有名な【珍獣屋】に行きたがる方も結構女性が多いような気がします。回虫ダイエットなどを実行する女性もいらっしゃるので、そういった耐性は男性よりも女性のほうが強いのかもしれませんね。

珍獣屋Twitter食べログ

本当に近い将来、昆虫食がメインになる食生活が訪れるのでしょうか?・・・せめて、訪れるにしてもできるだけ遠い未来にして欲しいと祈っておきたいと思います。

さて、長々と枕を書きましたが、今回のブログテーマは『ストリップ劇場』です。

ストリップとは?

端的に言うと裸を見せる大衆の性的娯楽。ストリップ自体は日本だけでなく世界各地で行われています。ポールダンスしている裸の女性を、映画などで観たことがある人は多いかと思います。

詳しくは例のごとくwikiにてご確認ください。

ストリップ⇒wiki

日本では、全国各地にあるストリップ劇場にて、踊り子さんたちが演目を行います。昔は温泉街にも劇場がありましたが、どんどん閉館していって、今では数える程度しか残っていません。

ストリップ劇場

南関東エリアに現存しているストリップ劇場は、都内6件、神奈川3件、埼玉2件の11件あります。(DX歌舞伎町は2019年6月30日閉館予定)

<東京>

  • 浅草ロック座(HP
  • シアター上野(HP
  • DX歌舞伎町(HP
  • 新宿ニューアート(HP
  • 道頓堀劇場(HP
  • ミカド劇場(HP

<神奈川>

  • 川崎ロック座(HP
  • 横浜ロック座(HP
  • ヤマトミュージック(HP

<埼玉>

  • ライブ・シアター栗橋(HP
  • 蕨ミニ劇場(HP

どうやって遊ぶ?

まずは「香盤表」をチェックして、お目当ての踊り子さんを見つけましょう。特にない場合は、行きやすいところ、気になる劇場など、適当に決めても良いかもしれません。

香盤表というのは出演する踊り子さんのリストおよび登場の順番になります。南関東の劇場はすべてHPを持っているので、今週のスケジュールなどで確認できます。

画像は浅草ロック座の香盤表ですが、「1景」「2景と」書いてある順番で踊り子さんが登場し、演目を行うということになります。

公演の期間も書いてあるので、日程の間違いには注意しましょう。

次に料金と公演スケジュールの確認です。ストリップ劇場の場合、お客にお店が合わせるのではなく、映画館のようにお客が演目の公演スケジュールに合わせるのが基本です。

道頓堀劇場の料金表の画像です。

料金は見たままですが、注意すべきは公演時間になります。先ほどの香盤表に載っている、最初の踊り子さんから最後の踊り子さんまでの演目完了で1回公演が終了になります。従って、この場合1日4回の公演が行われるということです。

「入れ替えなし」という文字が見えますが、これは1公演ごとの客入れ替えの有無を指しております。「入れ替えなし」であれば、劇場内にずっとい続けられるということ。劇場によっては外出が可能なところもあります。

注目すべきは『女性割引』の部分になります。なんと昨今、女性の劇場訪問が増えているそうなのです。人気の踊り子さんの場合、3割近くが女性客ということもあるようで、なんだかすごい状態です。

元々、ストリップ劇場は男性客向けに営業されていたものなので、お客側が利用できるトイレに女性用がありません。(踊り子さんなどのスタッフ用は別)

そのため、近年増えてきた女性客用に女子トイレが必要になったりもしています。

四国唯一のストリップ劇場「ニュー道後ミュージック」では、来店してくれる女性客向けのトイレ設置のためにクラウドファンディングにて「トイレ設置費用の支援」を募りました。

こういったストリップ劇場に通う女性たちは、一部で「スト女」と呼ばれているそうです。

いざ!劇場へ

HPの地図を頼りに行くだけです。

入り口には花が飾ってあったり、出演女性達のポスターが貼ってあるので、すぐにわかると思います。

入り口で料金を払いますが、古いタイプの映画館を想像して貰えれば大体間違いないです。割引を受けたい場合は、免許証や学生証を忘れずに提示しましょう。

■演目の流れ

基本的には香盤表の順番に踊り子さんが登場します。1人当たりの演目時間は、劇場により長短ありますが、だいたい20~30分前後。構成は概ね下記の流れになっています。

  1. 脱いだり着替えたり、徐々に脱いでいって全裸でポージング(本編)
  2. 曲に合わせてのダンスや秘部露出の決めポーズ(オープンショー)
  3. 踊り子さんとのお話や撮影(撮影コーナー)

撮影コーナーでは、オプション料金を支払い、劇場のポラロイドカメラやデジカメ(今はこちらが主流)で撮影したり、踊り子さんと会話することもできます。撮影代は500~1,000円くらいに設定している劇場がほとんどです。

撮影の際、踊り子さんにポージングの指定を行うこともできます。「Mで」「Vでお願いします!」というような謎の言葉が飛び交います。

また、かぶり付きの席には常連さんと思しき方々が陣取っていらっしゃいますが、回転する盆にて踊り子さんが御開帳した際、紳士の方々の顔が女性器の動きに合わせて右から左へ流れていく様は、なかなかシュールな絵面ですので、一見の価値ありだと個人的には思います。

元祖オタ芸!?リボンさんとタンバリンさん

踊り子さんが演目を披露している時に、一緒に演出を盛り上げてくれる裏方さんがいます。

  • リボンさん・・・踊り子さんのタイミングを見ながらリボンを投げる人
  • タンバリンさん・・・踊りの曲に合わせてタンバリンを叩く人

この2役、実は劇場のスタッフではありません。ほかのお客同様、入場料を支払って観覧しているお客さんが自ら行っているのです。野球で言う応援団みたいなもの、といえば理解しやすいかと思います。

具体的には、2017年3月17日放送の『タモリ倶楽部』で観ることができますので探してみてください。※検索用ワード:タンバさんリボンさんに学ぶストリップ(動画のリンクは貼れませんので悪しからず)

実際、劇場でのタンバリンやリボンを直に見ると、「すごっ」って感嘆するほどのクオリティ。演目と見事にマッチングしています。

注意点

劇場にはいくつかのルールがあります。大体のルールはHPや、劇場入り口に掲示されています。とはいえ、思わずやってしまいがちなものもあるので注意が必要です。

簡潔に説明しますと、

  • 場内で会話を行わない。行う場合はロビーで
  • 舞台上に物を置かない。体を乗り出したり手を出したりしない
  • 踊り子さんの身体や衣裳に触れない。話しかけたりといった干渉行為を行わない
  • 他のお客様の迷惑になる行為を行わない
  • カメラ・ビデオカメラ等の持ち込みを行わない
  • 場内で電話の取り出しを行わない
  • 喫煙は喫煙場で行う
  • 泥酔者の入場は禁止
  • 18歳未満の入場は禁止

電話はスマホも該当します。時間を見るだけであっても許されません。ロック座系の劇場HPに詳しく載っているので確認しておきましょう。(基本、ルールはどこも同じです)

浅草ロック座(TOPページ最下部参照)⇒HP

事前に準備しておくもの

ルールがある以上、いくつか準備をしておくと観劇がより楽しめます。

腕時計

時計ならなんでもいいですが、懐中時計などだと前述のルール違反を疑われかねません。場内にいると時間感覚がわからなくなることもあるので準備しておくと良いです。

耳栓

劇場では音は意外に響いたりします。私はパチンコ屋やショーパブなどの音でも、うるさいと感じるほうなので必ず準備します。大きな音が気にならない方であれば必要ないかもしれません。

小型懐中電灯

劇間の暗転で足元が見えなくなる劇場もあります。足元を照らせる懐中電灯やLEDライトがあると、意外と便利だったりします。

トイレの位置(女性の場合)

女性客が増えたとはいえ、女性用のトイレを設置していない劇場が大多数です。劇場付近でトイレを借りられるコンビニ等を把握しておくと、切羽詰まって右往左往しなくて済みます。スタッフに事前に聞いておくと良いかもしれません。

まとめ

個人的には20代から30代にかけて、横浜のストリップ劇場を中心に観劇しておりました。実際に観劇すると、エロいというよりも、神々しかったり、ただただ綺麗だったり。本当に芸術という言葉が当てはまる伝統芸能だと当時から思っていました。

一昔前の劇場では、「生板ショー」であったり、個室サービスなどが全盛の時期もありましたが、今ではそういったことをやっているところは恐らくないかと思います。※アングラ的な劇場があればわかりませんが、今の時代、わざわざ劇場開いてやるよりも、同じアングラ系なら無許可デリヘルやったほうが容易です

船橋の劇場で生板ショーのジャンケンに参加し、決勝の相手が取引先の方だったことは良い思い出です。

ストリップ劇場は、年々数を減らしている斜陽産業ではありますが、まだ終わっていません。しかし10年後はわかりません。今のうちに「会いに行ける裸のアイドル」に会いに行きませんか?

というわけで、アデュ~♪

この記事を書いた人

大地黒崎
  • 黒崎 大地 ( )
  • 色々やってます「黒崎」です。以前は、フランチャイズの開業支援などを行っていました。 野球やサッカー観戦大好きで、スタジアムにも観に行ってます。あとベビメタも好きです♪

黒崎大地が書いた記事