【暴露ネタあり!?風俗業界のSEO①】そもそもSEOって何なのか?~基礎知識編~

風俗業界のSEOは、私が知る限り他業界とはちょっと異なる状況です。
私が所属するマーケティング事業部は自社のSEO担当部署ではありませんが、IT業界になが~く携わっているものとして、「風俗業界のSEOについて」を投稿させていただきます。

えっ、これ書いちゃっていいの?!」的な事もあるかも・・・?

では、あらためて・・・夢見る乙女グループ男性求人ブログをご覧頂きました貴方へ。こんにちは、マーケティング事業部所属の山口良二です。
今回は、風俗業界のSEOについてです。といっても、そもそもSEOって何なのか?という方もいらっしゃると思いますのでまずは基本的な説明を。

SEOって何?

昨今では「SEO=検索結果で上位にあげること」みたいな表現の仕方にもなっていますが、本来は異なります。SEOとは「Search Engine Optimization」すなわち「検索エンジン最適化」です。

昔は、検索エンジンが(クロールして)日々たくさんのWebサイトの情報を収集するにあたり、その読解力・精度が今ほど高くなかった事もあり、HTMLやCSSなどの書き方を正しく行わないとそもそも検索エンジンがWebサイトの情報を認識してくれない・・・というものでした。

検索エンジンが意図(内容)を的確に理解出来るようなサイト構成にする、主にこの事がSEOと呼ばれていた所以です。

なお、現在のクローラーはほぼ人と同じレベルでのWebサイトの認識が出来ます。

  • PCでの表示とスマホでの表示の違い
  • 文字の大きさ(小さすぎて見づらい等も)

この辺は当たり前のように解釈が可能です。

現在の検索エンジン(Google)は、文字認識と画像認識に力を入れているようです。AI(人工知能)の研究・開発企業をガンガン買収している事も裏付けになるでしょう。

ただし、世界一難しいと言われている日本語の解析には、まだまだ時間がかかりそうですし、もしかしたら不可能かもしれません。

形態素解析を行ったくらいでは、日本語が何をどのように誰に伝えているのかの分析は不可能です。

実際、形態素解析マルコフ連鎖を用いた文章は、人が読むと「?」となってしまいますが、検索エンジンは(場合によっては)コンテンツとして評価します。
※気になった方は↑の2つの単語で検索してみてください

SEO対策とは…具体的に何なの?

一般的に「SEO対策」というと「Webサイトを最適化し、検索結果でより上位に表示させること」という意味で使われることが多いです。

誰でも、自分(自社)のWebサイトが検索エンジンで上位に表示されることを望みますし、また、3ページ目以降はほぼ表示されることもありません。

さらに、検索結果1位と10位とでは流入数が10倍異なるというデータもあるほどです。

検索エンジンでの評価要素とは?

ここで言う「検索エンジン」とは、基本的にGoogleを指します。Yahooもあるよ?と思った貴方・・・Yahooの検索エンジン部分はGoogleのエンジンなのです。Bing等、完全に別の検索エンジンも存在しますが、現在のシェアは数パーセントです。この事から、検索エンジン≒Googleとなります。

Googleは、ランキングの元となる指標を公開しています。数百にも及ぶ様々な要素からランキングが決定し、それがリアルタイムで変動する・・・と、申しております。

しかし、上記は事実ではあるものの「完全な現状」ではないとも言えます。特に「リンク」に関する部分と「ドメイン」に関する部分はとても不透明であると私は思っています。

昔は、PageRankと呼ばれる、10段階のWebサイトのランキング指標が存在しました。Googleがページランク10、Yahooが9・・・というような感じで、ページランクが4以上のドメインは比較的大きなキーワードでも上位表示が出来る可能性があると言われていました。

しかし、このページランクは数年前に廃止され、少し前には過去のページランクを確認することも出来なくなりました。

・・・本当に廃止されたのでしょうか?(内部評価的には存在し続けている?)

もう1つは「リンク」です。以前は、検索エンジンから自分(自社)のWebサイトへの流入があった際に、どのようなキーワードで流入があったかが簡単に取得出来ました。

これは、Webサイトの分析には欠かせない要素です。例えば「横浜 風俗」と「横浜 デリヘル」では検索者の意図(属性)は大きく異なります。(どう異なるかは企業秘密ということで。。。)

また、「風俗」という単語と「デリヘル」という単語も大きく異なる点があります。例えば、月間検索数が●●●と▲▲▲・・・とか。

現在、SEOに重要な意味を持つ「リンク」と「アンカーテキスト」は、検索エンジンからの流入に関してSearch Console(Googleが提供しているWebサイト解析ツール)でしか取得出来ません。

利用は無料なので使えばいいじゃん、と言われればそうなのですが・・・実はこれ、ちょっと危険な一面も備えていたりします。

意図的かどうかは別として、何らかのペナルティを受けた際に、登録しているサイトが芋づる式にペナルティを受けてしまうということもあったりなかったり・・・
※ペナルティ=検索結果圏外に順位を飛ばされてしまう事、手動ペナルティ・自動ペナルティ等、種類は様々。

長くなってしまったので、続きは次回にということで・・・
(全然風俗業界のSEOの話までいかなくてすみません、次回をお楽しみに!笑)

この記事を書いた人

良二山口
  • 山口 良二 ( )
  • グループが創設される前からIT畑に根を生やしつつ、各種業務の仕組化や効率化を率先して設計しております。「ありがとう」と言われることを積み重ねられる仕事環境にはやりがいが溢れています。

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