【みんな大好き!ランキング】その隠された潜在ニーズを読み解く!!

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こんにちは、マーケティング事業部所属の山口良二です。
音楽でも、外食でも、美容商品でも、もちろん風俗店でもあちこちに存在する「ランキング」。このランキングとは(評価の基準はさておき)、なんらかの指標に基づき、同じカテゴリー内にある複数の概念を相対評価するものです。
ですが、このところランキングが多すぎると思いませんか?
今回は、なぜあちこちでランキングを露出するのか、その意図について書いてみたいと思います。

ランキングはストーリー?

映画を一度も観たことない人、本を一冊も読んだことない人、テレビドラマやアニメを1度も観たことがない人・・・まず、一人もいないと思います。
※発展途上国などの主に貧困等の理由を除く。

これらに共通するのは「ストーリー」です。

ストーリーというのは、“始まり~過程~終焉”という流れになっています。終焉が達成になっている場合が多く、また、達成とは感動であり、王道の締めでもあります。

登山に関するドキュメント番組はいつの世も放送されています。「エベレスト登頂を目指すドキュメント」はいくつもありますが、「エベレスト登頂から下山をするドキュメント」はあまりないですよね。

下から上へ、貧乏からお金持ちへ、挫折から成功へという流れの無数にあるストーリーをランキングで表すと『10位~1位』というようになります。

下位から表示させるランキングには、実はストーリーが仕込まれているので、ランキング前の訴求文章などと組み合わさって、セットになっていることがほとんどです。

これが上手くいくと、結果的に普通に露出する1位より、記憶に残るということにもなります。

ランキングって結局1位が知りたいだけ

『○○ランキング!』、これに興味を持った人の思考は、実は「1位が知りたい」だけです。

ランキングなんだし、たくさんの比較対象があるでしょ!と思う方もいるかもしれませんが、

  • 比較したい
    ⇒比較された情報を知りたい(例:風俗で言えば価格や場所、出勤数など)
  • ランキングが知りたい
    ⇒ランキング全体を通して結果的に1位が知りたい

これは似ているようで大きく異なります。

ランキング1位好きは主体性なし?!

決して悪く言っているわけではないのですが、ランキングとか人気とかおすすめとかが知りたい層は、あまり主体性がない属性になります。

理由としては、ランキングも人気もおすすめも「自分で決めたものではない」からです。

例えば、

  1. 人妻/若妻店のお店が気になる(良さそうなら利用したい)
  2. 20代後半~30代前半の黒髪清楚系で、ちょっと大人の癒しを感じられるような女性とお遊びしたい

この2つのニーズがある場合・・・

  • 1.のニーズ
    ⇒ランキングを見て1位のお店の詳細を見る
  • 2.のニーズ
    ⇒年代で検索する
    ⇒写真を見る(黒髪清楚系を確認)
    ⇒コメントを見る(癒し系を確認)
    ⇒良いと思った女性にたどり着いたらアクション

「ルックス」「スタイル」という、価格を除いた2大ニーズを抜きにしてもこれくらいの差がでます。
※重ねて記載しますが、どちらが良い悪いということはありません。


■まとめ

ランキングというのは「相対的に評価しづらいものを相対評価している」ことがほとんどです。なので、完璧な相対評価はできないものとして楽しみながら、選択基準のひとつとして活用するのがおすすめです。

この記事を書いた人

良二山口
  • 山口 良二 ( )
  • グループが創設される前からIT畑に根を生やしつつ、各種業務の仕組化や効率化を率先して設計しております。「ありがとう」と言われることを積み重ねられる仕事環境にはやりがいが溢れています。

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