【いまさらですが夏の風物詩】金魚すくいの「金魚」を救いたい!!

唯一の夏らしい思い出

今年の夏も終わってしまいました。「あれもやりたい」「これもやりたい」と、夏を迎える前はいろいろと考えておりましたが、ものの見事に何もできないまま終わってしまいました。これは単純に時間の使い方が下手なんですかね。。。

唯一できたことといえば、縁日の金魚すくいくらいでしょうか。今も元気に泳いでいます。元気すぎるくらいです。というわけで、今日は金魚の話です。

夏の風物詩の一つでもある金魚ですが、実はここ数年、「観賞用メダカ」の登場により、徐々にシェアを奪われ、今年はついに流通量が逆転したとかしないとか。

それでも僕は「金魚」といえば夏の風物詩だと思います。

金魚すくいの金魚はすぐに死ぬ?

さまざまな種類が存在する金魚ですが、まあ代表的といいますか、「これが金魚だ!」といわれるものは、和金と呼ばれる品種です。小赤とも呼ばれたり。金魚すくいなどでよく見る、あの赤い小さい金魚はすべてコイツです。

この和金ですが、かなり丈夫な品種です。でも「金魚すくいの金魚は、すぐに死んでしまう」という印象をお持ちの方もいらっしゃると思いますが、業者から縁日当日に搬送されてもなお、ほぼほぼ死滅することなく到着していることを考えると、丈夫な品種であることは明らかです。

じゃあなんで、すぐ死んでしまう印象があるのかというと、「そもそも観賞用ではない金魚」という理由もあります。

観賞用ではない金魚とはなんなのかといえば、単純に大型魚の餌用ということです。ペットショップによく行く方ならわかると思うのですが、「飼育用ではありません」という表記のもと販売されてます。

飼育環境ギリギリで育成されている生体が多いのが、この餌用金魚となります。

環境を整えれば金魚も長生きします

あとは、金魚すくいの環境はかなり劣悪で、いろいろな人が水の中に手を突っ込んできたり、炎天下だったりと、環境的には、とても良いとは言えませんので、かなりストレスとなります。

魚はストレスがあると、高い確率で病気を発生しますので、そういったところで「すぐ死ぬ」という印象が強いのだと思います。

「なぜそうなってしまうのか」という原因がわかってさえいえば、その生体にあった対応など、考えなくても出てくるものです。例えば塩浴であったり、しっかりとした水づくり、環境を整えた水槽に投入する、餌を食べるのにも体力を消耗するので、環境に慣れるまでは餌やりを控える、など。

しっかり手をつくせば、たとえ金魚すくいの金魚であっても、長生きしてくれるのだと思います。

僕はこの夏、唯一の思い出である金魚とともに、来年の夏を迎えようと思います。

この記事を書いた人

SATOSHI
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  • 長きに渡るフリーター生活を脱して、千葉で生活しはじめました。右も左も分らないまま、この業界に飛び込みましたが、日々いろいろと勉強させて頂いています。

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