インドネシアでエンカウント出来る現代のドラゴンを見てきたお話①

こんにちは、モツケンです。
若き日のバリ島滞在生活
冬も過ぎ去り、夏すら感じる晴天日和が増えてきましたが、夏が近づくと私、旅に出たくなります。
もうちょっと若い頃にアジア方面に旅行することが何度かあったのですが、大概暑い国でしたので、気候が暑くなってくるとその頃のことを思い出してしまうのですよね。
オタクネタばかりもアレなので本日は旅の思い出話からひとつ。
以前、思い切ってバリ島に一ヶ月ほど行ったことがありました。海外にそこまで長期間行ったのはこれが初めてでしたので、色々なことがありました。
山本KID似のインドネシア人に詐欺られそうになったり、現地人用の水を大丈夫だろうと思ってゴクゴク飲んだらお腹を壊して一日寝込んだり、同じ宿の日本人同士仲良くなって飲みに行ったら怪しげなヤクを勧められかけたり、猿にサングラスを盗まれたり、それを現地の子供に奪い返してもらったが、金品を請求されたので子供から奪ったり、1日引きこもってゲームやってたり・・・(PSPのever17でしたなぁ・・・滞在中にクリアするぐらいやってましたよ・・・)
お前それ日本での休日と何も変わらないじゃないかよ的な日があったり、大変色々なことがありましたが、どれも今ではいい思い出です。
が、そんなバリ滞在生活も半月ほどすると、ちょっと飽きてきてしまい、色気を出して周辺のインドネシア諸島などにも足を運びました。中でもバリの東に位置するコモド島へ行ったのが、一番思い出深い出来事でした。
現代のドラゴンに会いに行く・・・
コモド島はTVでも度々取り上げられる珍スポットの1つで、その島と周辺の一部にしか生息していない、珍しい巨大なオオトカゲ、コモドオオトカゲがいることで有名です。
通称コモドドラゴンとも言いまして、大人のオスは体長2~3mにもなる巨大さです。トカゲっていうよりまさにファンタジーな竜を彷彿とさせてしまう・・・!
20代も半ばでしたが、まだまだ脳内に痛々しい厨二の香りを残しロマンあふれる僕は、よっしゃ!ドラゴン見に行ったろ!あわよくばツンツンしたろ!!とブレイバーな気分でコモド観覧に出かけたのでした。
プロペラ機で数時間、目指すコモド島には空港なんて上等なものはないので、一般的にコモドを目指す場合に使われるのは別の島の空港・・・まあ田舎のJRの駅のほうがなんぼか設備的にマシ・・・といった場所に降り立ったのですが・・・
僕は極力ケチりたい貧乏旅行を満喫中でしたので、いかなコモド観光とはいえ、ツアーなどには参加せずに自分でコモドまで行ったろ!安かろうしな!と。
さして調べもせず、ぶっつけ本番で最寄りの島まで行ったのですが、まずコモドに渡るための船を手配するところで詰まってしまいました。
どこに行ってもどこに行っても、ぼったくりぃぃぃぃ!!!
中学レベルの英語力では歯が立たず
ここに限らず買い物、交通なんでも全般そうだったのですが、インドネシア人からすると日本人というのは大変金を落として回る人種のようで、べらぼうに高いマネーを請求されてばかり。
なにせこっちがトカゲを見に船に乗りたいがために、わざわざ飛行機に乗ってきたのも向こうは分かっているので、ただで帰るわけにゃいかないのも把握済み。足元を見られまくりなのです。
私の英語力は中学生レベルなので、ジェスチャーと精一杯の笑顔でなんとかしようとしたのですが、こればかりは、なかなか殿様商売すぎてなんともなりませんでした。
バリより更に心細いラブアンバジョーの港で、途方に暮れかけたモツケンでしたが・・・
次回へ続く。